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第30話|2万円で譲ってもらったスティードから、バイクのある暮らしが始まった

第28話では、バイクの趣味から貸しガレージを始めた話を書きました。今回は、実際にバイクに乗り始めてからの話です。

25歳で免許を取ったものの、長い間、バイクには乗っていませんでした。最初の一台を手に入れたのは2021年です。

その一台から、今では古いバイクに乗ったり、整備をしたりする時間が楽しみになっています。

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最初の一台は、ホンダのスティード400だった

最初に手に入れたバイクは、ホンダのスティード400でした。

父親の知り合いが、年齢を理由にバイクを引退するということで、2万円で譲ってもらいました。

あれこれ候補を比べて選んだというより、そうした縁で私のところに来た一台です。

以前にも書きましたが、当時はコロナで仕事が減り、時間に余裕ができていました。免許だけ持っていた私が、ようやく乗り始めることになりました。

最初は緊張した。でも、風が気持ちよかった

免許を取ってから時間が空いていたので、最初に公道を走った時は緊張しました。

でも、走ってみると風が気持ちよく、すっかりバイクの魅力にはまりました。

免許を取った時には、妻に「年を取ってから乗りたい」と話していました。それから随分時間は経ちましたが、実際に乗るようになりました。

父親は音を楽しみ、叔父も乗るようになった

バイクを手に入れた時、妻から特に何か言われたということはありませんでした。

一方、父親は昔バイクに乗っていて、アメリカンタイプのバイクが好きでした。自分では乗りませんでしたが、たまにエンジンをかけて、その音を楽しんでいました。

叔父も私のバイクに乗り、魅力にはまって、時々乗るようになりました。約50年ぶりのバイクだったそうです。

私が一台譲ってもらったことで、父親や叔父も、それぞれにバイクを楽しむようになりました。

走る時は、一人が好き

私は、みんなでツーリングに行くことはありません。一人で走るのが好きです。

自分のペースで、自分が行きたい場所へ行きたいからです。

誰かと一緒に走る楽しみもあるのでしょうが、私にはこの走り方が合っています。

昔、憧れていたバイクが欲しくなった

乗るようになってから、旧車を扱うバイク屋さんに通うようになりました。

そこで古いバイクを見ているうちに、小学生や中学生の頃に憧れていたバイクが欲しくなりました。

昔は眺めるだけだったバイクも、今なら実際に買える。そうして、次々と購入していきました。

最初はスティード400が一台でしたが、そこからバイクが増えていきました。

よく乗る5台を、順番に楽しんでいる

今、よく乗るバイクは5台あります。どれも古いバイクで、順番に乗っている感じです。

それぞれに個性や癖があります。同じバイクという乗り物でも、一台ずつ違うところが面白いです。

ただ、古いバイクなので、いつ止まるか分からないな、と気になることもあります。新しいバイクに乗るのとは違う、落ち着かないところもあります。

それでも、そうした古いバイクが好きで乗っています。

手がかかるところも、愛おしい

今、一番の楽しみは、乗ることと整備です。

自分と同じくらいの歳のバイクもありますから、優しく、大事に乗っています。

異音がしたり、オイルが漏れたり、手がかかることもあります。でも、そういうところも愛おしいと感じます。

いつかは乗れなくなる日が来るのかもしれません。その日までは、楽しもうと思っています。

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