MENU

第33話|一通のメールから始まった、中国の加工会社との直接取引

第32話では、外注品の納期が遅れ、九州から愛知へ届けた話を書きました。その件の後、それまでの依頼先を使わなくなり、新しい外注先を探すことになりました。

今は、中国の加工会社と直接取引をしています。きっかけは、普段なら返事をしない営業メールでした。

今回は、その一社と取引を始め、困った時に頼れる存在になるまでの話です。

目次

近くの加工会社が廃業し、頼める先がなくなった

以前は、近くに形彫り放電加工をしてくれる会社がありました。ところが、その会社が廃業してしまいました。

ほかに引き受けてくれる会社がなかなか見つからず、困りました。私の周りでは、その機械を持っている会社も少なかったです。平面研磨をお願いできる会社も探していました。

加工の仕事をしていても、何でも自分の会社でできるわけではありません。頼んでいた会社がなくなると、その仕事をどうするかを考えなければなりませんでした。

普段は返さない営業メールに、返事をした

中国の加工会社からは、取引を希望するメールが頻繁に届いていました。でも、いつもは返事をしていませんでした。

ちょうど新しい外注先を探していたこともあり、そのうちの一社へ返事をしました。

窓口は女性の方でした。「サンプルを作らせてください」と何度も連絡が来たので、それなら一度頼んでみようと思いました。

難しいサンプルを頼んだら、仕上がりに驚いた

サンプルとしてお願いしたのは、国内でもあまり引き受けてもらえない、難しい製品でした。

その製品は、自分のところでも何とか作れるものでした。ただ、時間がかかるので、外注に出していた仕事です。

最初に気になっていたのは、精度でした。

ところが、届いた製品は、とてもきれいに加工されていました。難しいものを頼んだのに、ここまで仕上げてくれるのかと驚きました。

それが、取引を始めるきっかけになりました。

やり取りは、基本的にメール

やり取りは、基本的にメールです。

たまに電話で話したこともありますが、相手の方の日本語は片言でした。メールの方が内容を確認でき、間違いも少ないので、その形で取引を続けています。

諸費用の支払いが負担だと伝えたら、対応してくれた

品質のほかに、送料や、輸入時にかかる費用も気になっていました。

取引を始めた頃は、製品とは別に、諸費用の振込用紙が届いていました。毎回支払うのが面倒で、それなら取引をやめようかと伝えたことがあります。

すると、諸費用も含めた金額で見積もりを出し、支払いの手続きは相手側で済ませてくれるようになりました。

そのやり方に変わってからは、こちらの手間が減って楽になりました。加工だけでなく、取引の進め方についても対応してくれたことは助かりました。

不良への対応は早いが、輸送には時間がかかる

取引を続ける中で、不良があった時も、すぐに対応してくれています。

ただ、発送してから届くまでには3日ほどかかります。対応が早くても、輸送にかかる時間の分は遅れます。

送料も高いので、なるべく小さなものを頼むようにしています。

国内の外注先と同じように使えるわけではありません。その辺りは、頼むものや予定を考える必要があります。

今は、困った時に頼れる会社になった

この会社は、納期をしっかり守ってくれます。難しい加工にも対応してくれるので、国内の外注先が対応できない時にお願いしています。

知り合いの加工屋さんから、「この製品を中国で作ってもらえないか」と相談されることもあります。

私にとっては、困った時の救世主のような存在です。

普段なら返事をしなかった営業メールが、今の付き合いにつながりました。良い会社に出会えたなと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次